自分がお金持ちになるためのキャリアアップ MBA編その1

自己紹介を見てもらうとわかると思いますが、私はNOTエリートでございます。その私が、大学院に行ってMBAを取得しようと思ったことを徒然に書いていきます。

 

今日はMBAを取りに行こうと思った経緯から説明していきます。

 

なぜMBAを取りに行こうと思ったのか????

答え:転職に有利になるかなと思ったから。

なぜ転職に有利になると思ったのか???

答え②:世の中でかっこいいと思われる人がMBAを取っているから。そしてお金持ちになりたいから。。。

そうなんです。私お金持ちになりたいのです。そのためにかなりキャリアアップをしてきましたが、自力でキャリアアップの限界(転職を通じてこれ以上アップ)が厳しいと判断し、MBAを取りに行こうと思いました。

 

MBAを取りに行くに当たり相談した先輩が一人いました。その方は違う会社のブラック企業にいた方なのですが、IPOしちゃって30代前半で億万長者なのです。無謀にもその方に「MBAとったら、お金持ちになれますか???」と聞いたのです。

先輩:「運用次第だけどなれるよ。理由は行けばわかるよ。」

私:「なんでですか???🔵🔵系の企業(情熱、気合い、根性)に行った方が抜けるじゃないですか???」

先輩:「お前またブラック企業に行って,気合い根性で頑張るのか?そんな時代は終わったぞ。いいか、大学院に行くとお前がしてきた事を数字として、論理的に他人に伝える技術を教えてもらえるから絶対に良いよ。」

先輩:「お前がブラック企業時代に、圧倒的な数字を作ってきただろ。なんで作れたのかを同僚に説明できるか?」

私:「できません、気合い根性で対応してきました。」

先輩:「そのままだと、億は稼げないぞ。いいか、頭と気合い根性があって始めて億は稼げる時代なんだ。たしかに平成一桁の時代は気合い、根性で稼げたけど。そんな時代じゃ無いんだ」

私:「わかりました。申し込んでみます。」

 

と、スポーツジムの帰りのなか卯で朝ご飯を食べながら、こんな話をしました。

(全く感動的な場所ではないですね。日常ですね)

 

そんな浅はかな私が入学試験に受かるのかといわれるのですが、私なんと言っても、文章を作るのはかなりうまく(ブログでは適当に見えるかもしれませんが)、特に入試系は自信がありました(後日どう書けば論文をよく見せる方法はお伝えしますね)。

 

入試説明会、筆記試験、面接をこなし合格をしたのですが、、、同級生のメンツを見ると。。。。「あっこいつら俺と格が違って、エリートだ」

と痛感しました。会社名や、なんといったって肩書きが「経営企画室」「人材育成本部」「財務室」「人事室」

そう「営業」が少なすぎる。いても「MR」などの薬学部出身」or「大学は優秀な大」

で、新卒ブラックに入りそうなメンツはいなかったのですが、まあその現場で頑張ろうと思い、4ヶ月が過ぎました。

(皆さん人間的には素晴らしい方々ばかりです。私とLINE交換してもらえて感謝しております)

もちろん3C分析(予習ではやりましたが)をバリバリ行うので、、、ついていくのが大変。そして平日なのに講義終了後終電まで飲み会を行うというパワフルさ。。。そして土日はみんなで自主勉強会。。。

私はついていけません。。。講義でついていくのがやったのに。。。。こいつらすげぇと思いました。

(講義内容に関しては、著作権等があり載せません。また3Cや5フォースなどの用語に関してはグーグル先生に聞いてください)

話はそれましたが、講義初日の前にネット上のボード以下(DB)に自己紹介、予習の成果を載せるのです。

ちなみのDB中で自己紹介をするのですが、皆様社会人経歴と会社に入社してからの経歴を披露するのですが、華麗なる一族ではなく、華麗なる経歴であったため、

「入るところ間違えた」

と思った瞬間でもございました。

同級生たちの経歴を以下に簡単に書きます。

大手家電P社:今の部署に配属になる前はシンガポールに5年いました。

大手製薬会社D社:薬学部を出てMRとして働いています。今の部署に来る前は札幌に2年いました。

大手。。。。

中規模工務店:私、2代目なんです。

地場人材会社:私、創業者です。

 

あっ、俺「来た場所間違えた????」

 

最後に私「新卒ブラック企業からここまで来ました、キャリアアップのため頑張ります」

で逃げてきました。けどね。。。おれ意外に対抗できるかもと思った瞬間でもありました。なんでって????

私みたいなはったりな人生でも、彼らと同じ教室で授業受けてるんですよ。そして、DBの彼らの内容を見る限り、

【予習の成果を見る限り、私の内容が一番だったから】と思ったからです。それで講義に挑みました。

結果:「まあ余裕だったはず」でした。「はず」の理由は、その日の講評が良くも無く悪くも無くであったからです。私的には「あれ」と思ったのですが。。。

気にしていても進みません。

けど「はず」の理由を解消したく、講師に質問しました「私はうまくいったと思ったのですが、講評は普通でした。なぜですか???」

講師「うーん、自分の経験で話をしすぎ、確かに経験をされているんだけど、それを話しすぎちゃうと、周りを説得できないんだよ。その経験を形にしたいといけない(数字などの根拠をつけて)。それを大切にして」と言われ目からうろこが出ました。。。

 

次回に続く。。。

「ブラック企業の人事がどうやって新卒の学生に近づきだましていくか」のテーマ(入社前)

表題の通りです。

今日の題目は「ブラック企業の人事がどうやって新卒の学生に近づきだましていくか」をテーマに書いていきます。

私がいた会社はネット業界では「ブラック企業」で有名でした。また大学の就職課でも「ブラック企業」で有名でした。まさに2冠王です。

そんなブラック企業が私にどう近づいてきたのかを以下に記載します。

大学3年生:夏のインターンシップ(経費出すから遊びに来てね、という甘い言葉)

私はこの時点でブラック企業だという情報は仕入れていましたが「ブラック企業の現場を見てやろう」と思い応募しました。選考なんて名ばかりなのであっさりと通過しました。

そして当日会場に行きますと、東京の丸の内で華やかなオフィス街にある本社ビルの会議室でインターンシップを行うのです。田舎者(当時私は関西の大学在籍)の私からしたら、「噂は本当なのか?」と疑うぐらいの華やかさがありました。

そして人事部長は総合商社(最短で子会社の社長)→某大手コンサルのディレクター(最短でディレクターに就任)を経由してヘッドハンティングされて「ブラック企業」の経営企画→人事という華やかな経歴の持ち主でした(上記の内容はインターンで話をしています)。

田舎者の私からしたら「こんな華やかな経歴の持ち主がブラック企業に来るわけがない」という甘い考えのもと話を聞いていました。

また社員さんの経歴は輝いていました。某人材企業出身、某大手重電メーカーなどなど。

当時疑問には思いませんでしたが【プロパーの社員がいない】。

そうなんです、今に思えばプロパーの社員がいないのです。理由は簡単「出すとブラックがばれるから」だそうです(採用後に自分が企画系のポジションに着いたときに気付きました)。

一人下品な人間がいました(彼が今後のキーマンです、名前は小林(仮名)とします)。彼は不動産会社、イベント会社を経由してブラック企業に来たと言っていました。彼だけが言葉遣いが荒く、インターンの学生に陰で「デブ、あほ」といっていた人間でした。今思えば、だましてやろうという兆候があったのかもしれません。

私の机についた社員は早慶の大学院で人事の研究をしていた名前は長沢(仮名)でした。彼はブラック企業に入って3ヶ月ほどだといっていました。前職は大手人材系の子会社の企画をしていたと言っていました(彼も今後、たくさん出てきます)。

 インターンは無事に終わり、彼らとしては「この時点で内定を出すから、別に来なくてもいいから(嘘)、就活してきてね」という甘い言葉を聞いて、夏休みを終えました。いわゆる意識高い系だった私は、就活ではベンチャーか自動車が好きだったので自動車メーカーを中心に受けていました。定期的にブラック企業から連絡が来ましたけど。

そして年末、ブラック企業の長沢から連絡がありました。

長沢「専務が会いたいと言っているんだけどどう?」

私「東京ですか?行く予定はないのですが」

長沢「大阪だよ。君が良ければだけど?」

私「わかりました。お会いします」

これが今思えば失敗でした。行く気が無ければ、断っておけば良かったのですが、

長沢からは「入社を決めてくれれば、経営企画だから」

という甘い言葉で心が揺れまくっていました(今思えばあり得ないのですがね)。

でだ、会う場所は関西で一番高いホテルのラウンジ。

大学生は簡単にだまされてしまう「俺すごくない???、東証一部の役員と対面で話せるなんて」。

この経験が後々(人は絶対に信じてはいけない=性悪説)の自分が構築される経験の始まりでした。

ブラック企業からの参加者:専務、長沢

彼ら「経営企画で入社してほしい」

おれ「????、でも馬車馬のように働くと聞きましたよ」

彼ら「急成長をしていたから馬車馬のように働くと言われているのかもしれないが、今は効率よく働くと決めている」

おれ「現場は経験しなくて良いと」

彼ら「3ヶ月ぐらいでいいよ」

おれ「前向きに考えますね」

長沢「おそらく、おれくんが望んでいるキャリアを積めると思うよ。おれだって某大手人材企業から来て頑張っているんだし、土屋君も某大手重電メーカーから来ている。ましてや部長は某大手コンサルから来ているんだよ。こんなメンバーと一緒に働かないか。

役員「他の会社でこれだけ強烈なキャラの人間とは働けないよ」

おれ「わかりました。一度持ち帰ります」

 

学生がこれだけ持ち上げられたら、そりゃホイホイとなりますよ。

後ほど

「新卒をだますのはキャバクラ嬢をだますより簡単」

という素晴らしい言葉を生み出した人事部ですから。私はだまされたのでしょう。

 

ではブラック企業がいう質問に対する回答を以下に書きますね。

質問「四季報の在職年数が低いですね」

回答「急成長しているから、毎年大幅な社員を採用しているから」

質問「中途採用のサイトに毎回募集が載っていますね」

回答「急成長しているから雇わないといけない」

質問「OBがこの会社はしんどいぞと聞いています」

回答「そのOBの方が辞めたときは確かにブラックだったが、今は働き方改革でましになっている」

質問「現場訪問をしました。夜遅くまで社員がいたようですが」

回答「決算前などはお願いしているケースがある」(ちなみにブラック企業の上司曰く毎日決算だから夜遅くまで残るという回答でした)

 

続きはまた今度。